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ご主人様は、お父さん〜妻には言えないヒミツの遊戯〜


どうやら今夜はすぐに眠らせてはもらえないらしい。
このまま寝たフリをするのもいいが。やはり相手するのが夫の役目。
欲求不満なかわいらしい愛妻を満たしてやろうじゃないか。
「ひっ……んっ!? んぐっ! んうぅっ!」
いつもと違う反応を示す妻に、
俺はいきり立ったモノを押し込み、その生ぬるい肉壁を擦り上げる。
正直、今までの‘千勢’とのセックスに幸せを感じてはいるものの、
満足できたことはなかったのだ。
というのも――俺には千勢の前に、前妻‘紅美’がいた。
俺はべた惚れで、浮気の一文字すらも頭にないほどに‘紅美’を愛し、
また‘紅美’も俺を愛してくれていた。
俺は‘紅美’と一生を添い遂げていこう。そう思っていた。
だが――‘紅美’は十数年前に事故で……
「あっ、はぐぅ……あっ、んぐぅっ!」
「どうした? 強く入れてないぞ。それじゃまるで――」
言いかけた俺は、そこで言葉を飲み込んでいた。
なんだろうか、この違和感は。
「も、もう、大丈、夫……い、痛み、おさまってきたから……もっとしていいよ……」
「痛み……?」
聞こえたつぶやきに、ぞくんとしたものが背中を走る。
――まさか。俺は息を飲む。
そこには‘紅美’を鏡で映した様な姿の娘‘はずみ’がいた――
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